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その依頼とは…
荷物を届けてほしいというものだった。。
その依頼主が住んでいるのは、３キロほど離れた只生町である。
近くには２年ほど前から中学生の受験生をとらなくなった公立高校の只生高校がある。
片野は車を走らせた。
一応ゴールド免許である。
片野「えーと…ここだから…」
と地図開きながら言った。
方向音痴である。
学生のころ、社会は出来たが地理は苦手だった。
定期テストでは必ず、赤点で２０点いかは普通だった、
社会の先生は「歴史や公民はできるのに、地理はできないのか～」
と片野の頭をポンと叩く。
そんなことがあったのだ。
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