“it‐それ‐”

5/5
前へ
/8ページ
次へ
そして、僕の父さんは 普通のサラリーマン。 父さんは僕が母さんに殴られようが蹴られようが、お酒を片手に眺めてる。 いつだってそうなんだ… 助けてくれた事なんてなかった。僕が母さんに暴力を受けるようになったのは、ちょうど由貴に避けられ始めた頃だ。 最初の頃は暴行を加えた後に、必死に「ごめんね」って謝ってくれてたけど、僕が大きくなるにつれて謝る事もなくなり、もっとひどくなっていったんだ。
/8ページ

最初のコメントを投稿しよう!

44人が本棚に入れています
本棚に追加