お泊まり会と私

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『血わき・・・肉躍る・・・』 摩子はぼそりと呟いた。 『何を意味のわからない事を言っているんですか?』 摩子の意味不明な呟きを志野はさらりと流し、テーブルの上に美味しそうに焼かれた肉を置いた。 『(満面の笑みで)肉大好き(はぁと』 『はいはいそんな事は知ってますよ・・・』 あきれたように志野が言い放つ。 『あ、志野肉の匂いする・・・』 隣りあわせで席に着くと摩子が志野に寄り添って来た。 『さっきまで肉焼いてましたからね、当たり前ですよ、それが何か?』 『こっちの方も捨てがたい・・・』 そう言うと摩子は志野に襲い掛かった。
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