一流シェフと私

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姉さんから逃げるため、そして着替える為に自分の部屋に向かった。 (時間くっちゃったな…) 『さっさと準備しよう』 部屋には寝るために帰っているみたいなものだからとても片付いている、だから目当ての服も容易に見つかった、とは言っても服なんか殆ど持ってないんだけど。 『ん』 メールだ 《摩子さんまだですか?先に中に入ってますね》 『急ごう』 私は嫌みを言っている姉さんを無視して家を出た。 因みに姉さんの名前は《久住 灯》だ 姉さんのことは苦手だ…
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