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親戚…本家に近いうるさい親戚は全員火葬場に行ったので、私も心置きなく戦闘に入れる。
私は離れに向かい、ノックをすると部屋に入った。
向こうも待ち構えていた。
椅子に座り、ひざかけをかけ、昨日と同じ格好だが、様子が違う。
私が入る前からずっと入口を見ていた気がする。
喪服姿が、また10年前の兄の四十九日を思い出させる。
だけど怯まない。
怯んでる暇はない。
火葬場から帰ってくるまで２時間しか時間がない。
さっさと話をつけようじゃないか
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