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「おじさんはさ…
大ばぁのこと怨んでなかったよ。自分には帰る故郷…家族も家もなくなった、大ばぁはそんな自分を受け入れてくれたって。
自分は大ばぁの世話をして、農業するのが幸せだったって。」
まぁ、
多少の脚色はアリだろう。
おじさんはココまで言ってなかったけど、大ばぁを怨んでない気持ちは十分伝わってたし。
言い過ぎたかな、と後々私がちょっと罪悪感を感じたのは
私の言葉を聞いた大ばぁが
“あの”大ばぁが
両手を覆って
大粒の涙を流したから…。
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