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お墓の様式を変えたり
なんて、今までは
本家が許すはずもなかったけど
今ではすっかり大ばぁは小さくなってしまった。
相変わらず口は達者だけど、私にだけは心を開いてくれている。
大ばぁに言った。
「うちは全員女の子で、婿養子が取れないかもしれない。だけど絶対自分たちの子供には墓守りを頼むよ。」
大ばぁは「好きにせぇ」と言った…だから両親に代々墓の話をすすめた。
早瀬家はなくならない。
今までの存続の仕方は、異常だった。
少しずつ、早瀬家はイエとしての機能を取り戻しつつある。
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