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本日も無事に一日が終了。
家が近所の透と楓。
バイト以外の日は、ほぼ透の家に居座ってる楓。
「よぉ~し、じゃあスイートホームに帰ろうかハニィ~」
「人ん家を勝手にスイートホームにしないでもらいたいんだがな、ダーリン」
そんな会話を交えつつ、帰路を歩み行く二人だった。
「よし透、ス○ブラやろうぜ!」
「ほほう、負けるの解ってて俺に勝負を挑むのかね?」
ニヤリと笑う透。
「今日こそは勝つ!」
「今日も明日も勝てないと思うけどな~。
まあいいや、その勝負受けて立ってやろうじゃないの」
透の家に着き、透が玄関を開けようとしていると、ふと隣の家を見ながら楓が言った。
「なあなあ、透ん家の隣って空き部屋じゃなかったっけ?」
「うん、そうだった筈だけど…何で管理人さん掃除してんだ?」
「そりゃあ誰かが越して来るに決まってんだろ。
百合華ちゃんが引っ越して来たりして」
「そんなんありえないから安心しろ。
ほれ、鍵開いたぞ」
かくして二人は家に入って行った。
早速ス○ブラを始めたが、例によって例の如く楓は惨敗。
0勝10敗という悲惨な末路を辿るのだった。
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