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にっこり男に連れて行かれると
「｢いらっしゃいませお姫様｣」
-ビクゥ-
何十人もの美男子が通路に並んでいた。
びっくりしたぁι
てかお姫様って何!？
寒!！
呆然としてたら席に連行されていた。
はっ!！
あたしこんな事してる場合じゃない!！
早く帰ってご飯食べなきゃ!！
「お待たせしました」
前から声が聞こえる。
来たなホスト!！
早く帰してもらうぞ!？
「あの!！」
立ち上がって文句言ってやろうかと思ったけど、出来なかった。
言葉が詰まる。
だってあたしの目の前に居るのは間違いなく
「香住くんと田辺くん？」
二人の王子様だったから。
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