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私の恋は、もう始まっていた…。
ただ、私が気付いていなかっただけで…。
私と先輩とのはじめての出会いは、クラブの中だった。
私は、一人寂しく混乱の真っ最中だった…。
先輩まで休んでしまわれて、私一人でどうすればいいのかわからなかったんだ…。
そんな時、先輩は私を助けてくれた。
ただの先輩だからという理由だけだと思う…。
でも、私はその優しさがとても嬉しかった。
「大丈夫??」
とても優しい先輩の声。
私の耳元で響いたはじめて聞いた声だった。
今は、もう声は耳元に響かない…。
声さえも、私の想いから時の中から消えてしまった…。
私の想いはこの時から始まっていたんだ。
まだまだ若い恋心…。
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