絵に描いた様な抽象画 ~証明について~

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人はいつも 笑ってて 人はいつも 泣いてて 人はいつも 怒ってて 人はいつも 眠ってて 人はいつも 無関心で 人はいつも 無気力で 人はいつも 無反応で 人はいつも 無感動で 「『疑い出したらきりがない』ことを疑い出したらきりがないですよ」 と言うことを 「『兎は嘘つきであるんだ』ってことを嘘つきの兎が言ってたんですよ」 と言うことと 同等かそれ以上と考える それくらいの当たり前のことで それくらいの馬鹿げてることで 何が正しくて 何が間違ってるか そんなこと関係ない と言うことと 全てのことに意味はない と言うことと それが全く持って等しい と言うことと それを見ている第3者の存在が無意味であり等しい と言うことと 無意味もなく意味で 意味もなく無意味で 「0」と言う数字と 「無」と言う文字と それが一緒かどうかは分からない それを証明した人はいるらしい 「『“【証明を証明しろ】 と言う証明を証明しろ” と言う証明を証明しろ』 と言う証明を証明しろ」 と言う証明を証明する 証明の様な証明を 証明の 証明による 証明のための (証明)を 要求された さて この(証明)を どう証明しよう?
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