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夕美と出会ったのは小さな桜の木がある小さな丘だった。
僕は、いつもみたいに癒されたくて、丘に登ってた。
緑色の丘に、青い空。そして…淡いうすピンクの景色。
僕の大好きな景色。
ちょうど、登りきった時…強い優しい風が吹いた。
ザワァー。
あたりは、桜吹雪になってまた違う美しさになっていた。
風が少しおさまり、目を開くと、そこには一人の女性がいた。
「あのぉ…。」
そう僕が言うと、彼女はハッと振り返った。
『…なぁに?』
なぁにと言われた僕は、何を言ったら言いか分からず
「あのっ…ここ素敵な場所だよね💦」
『ふふっ、そうね。』
彼女はそう言って、おちゃめな笑顔を見せた。
その笑顔があまりにも綺麗で僕は何も言えなくなってしまった。
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