第2幕

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そんなことを思っていると背後から足音がした 「!?」 バッと後ろを振り向くと赤いマフラーで顔をかくして冷めた目で俺を見据える雪乃がいた 「雪乃!!さっきの技はお前がやったのかー?まじ凄いな!!」 その言葉を聞いた雪乃はキッと俺を睨む お、俺…なんかヤバいこと言った!? 「アンタねー、命狙われてること知ってんでシょ?なんでこんなトこ1人でほっつき歩いてるのヨ」 うぅ…相変わらず手厳しい 「でも別に忍者の秘密を1人ぐらい知っても殺すなんて酷いじゃん!!」 「…それがこの世の習わし、私がさっさとお前の記憶を消せばいいことなんだが…」 「じゃあもう反抗とかしねぇ!!だから早く消してくれよ!!こんなのに毎日命狙われてたらやってらんねぇよ!!」 「ハァ…それができテたら今、会った瞬間にアンタの意見なんか無視してやってるワよ!!ったく…ほんとバカね」
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