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そんなことを思っていると背後から足音がした
「!?」
バッと後ろを振り向くと赤いマフラーで顔をかくして冷めた目で俺を見据える雪乃がいた
「雪乃!!さっきの技はお前がやったのかー?まじ凄いな!!」
その言葉を聞いた雪乃はキッと俺を睨む
お、俺…なんかヤバいこと言った!?
「アンタねー、命狙われてること知ってんでシょ?なんでこんなトこ1人でほっつき歩いてるのヨ」
うぅ…相変わらず手厳しい
「でも別に忍者の秘密を1人ぐらい知っても殺すなんて酷いじゃん!!」
「…それがこの世の習わし、私がさっさとお前の記憶を消せばいいことなんだが…」
「じゃあもう反抗とかしねぇ!!だから早く消してくれよ!!こんなのに毎日命狙われてたらやってらんねぇよ!!」
「ハァ…それができテたら今、会った瞬間にアンタの意見なんか無視してやってるワよ!!ったく…ほんとバカね」
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