41人が本棚に入れています
本棚に追加
「…黒板がみえないです」
吹雪は一人呟きため息をすると静かに眼鏡?をしまった
またしばらくして授業が始まりやがった
俺も最初はビックリしたが意外にも担任の熱血教師は数学の先生だ
俺はチラッと雪乃をみると黒板を盤上するのを諦めたのか外をぼーっと眺めてた
変な奴だな…勉強とか大丈夫なのか?
まぁ、俺は他人よりもまず自分がヤベェンだけどな!
そんなこんなで雪乃を観察してると不意に視線を感じた
…誰だ?
振り向くと先生と目があっちまった
キラリンと異常に歯並びの良い歯を輝かせる先生
この流れ…ヤバイな
「藤岡!!ここのとびきり難しい問題の式をもとめてみろ!!ガハハハハ」
「………。」
やっぱり来た!!つか全っ然わからねぇ…というか、アイツわざと俺を当てただろ!チクショー…覚えとけよ…
「…わかりません」
「ガハハハ!!ちゃんと話しをきいておけよ!!じゃあ雪乃!!お前やれ!!」
「…!?はっはい!!…あのっ…」
「ん??なんだお前もわからんのか…??まぁ無理もないガハハハハ!!」
「いえ!!あの!!黒板が見えないので直接書いてもよろしいでしょうか??」
「おぅ、いいぞ!!」
最初のコメントを投稿しよう!