真実~2~(大志の章)

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俺は走ってなんとか敵を振り切った。 そして細い路地裏に座り込んだ。 俺「クソッ!!こんなんじゃ迂濶に歩けねぇよ」 俺は乱神狂鬼の溜り場に行けなかったのだ。 俺「どうすれば良いんだよ………?」 俺は膝を抱え蹲った。 俺「そうだ……何で気付かなかったんだよ……」 俺は携帯を取り出して電話をかけた。 プルルル……プルルル……プルルル……プルルル……プルルル……プルルル…… 俺「何で出てくんねぇんだよ……拓……」 その時またさっきの怒鳴り声が聞こえた。 「見付けたぞ!!」
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