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｢おはようございまーす…｣
って何回言えばいいの!?
と、心の中でツッコミを入れつつ通り過ぎていく。
｢おはよう。｣
｢おはようございま…｣
あれ？
どこかで聞いたことのある声。
あ！
｢茜くん!?｣
｢おはよう渚！｣
なんで!?
え？分かんない分かんない！
普通に理解できない！
落ち着け私。
この状況をよーく考えて…
ピカーンと閃いた。
｢もしかして…生徒会の人？｣
｢ピンポーン！つーか生徒会長？｣
生徒会長かぁ。
へーえ…
生徒会長!?
あっ、そっかぁ…
だからあんなにいろいろ教えてくれたのか。
やけに詳しいと思った。
でも確かにすごくモテそうだし多少オーラはあるけど…
完璧すぎて近づきがたいというやつだ。
そんなに有名なのかな？
顔が利くってやつ？
上から下までじっくりと観察していたため、さぞ怪しかっただろうと思う。
｢職員室は2階だから。たぶん行けばすぐ分かるよ。じゃあまた後で。｣
｢あ、ありがとう。｣
とにかく行ってみよう。
………。
靴どうしよう？
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