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ちーちゃんってころころ表情が変わって喜怒哀楽が分かりやすい。
なんだか…コウくんみたい。
里香ちゃんはおしとやかで落ち着いていて…
心弥さんみたい。
って、あれ。
なんでこんなこと考えてるんだろう…
「他にも色々あるわよ？白蝶祭の最終日なんて…」
「わーっ！」
「？」
「せっかく忘れてたのに思い出させないでよっ！」
「はいはい、悪かったわね。」
何だろう？
恥ずかしいことなのかな？
ちーちゃんの顔が赤い。
「あ、渚。あなたに聞きたいことがあるんだけど。」
里香ちゃんが話を変えるように言い放った。
「何？」
「あなた。茜様と付き合ってるの？」
…………
えぇえええ!?
なんでっ!?
「ちょ、ちょっと待って！」
ていうか“茜様”って！
“様”って!?
「答えて。」
すっごい真剣な顔…
張りつめた空気の中、私は口を開いた。
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