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「クク…お前のその反応、最高だぜ。」
「ぃ…やっ……やめ…やめっ…て…」
何もかもが真っ白になったあたしは立っていられなくなって地べたに崩れ落ちた。
周りの景色も分からなくて、ここがどこなのかも分からなかった。
「俺がお前を気に入ってるのはなぁ…そのリアクションなんだよ。こんなに堪らねえ女はお前が初めてだった。」
「いや…や…いやっ…」
「だがな、お前じゃ物足りなくなった。次の刺激が欲しいんだよ。新しいオモチャが。だって他のオモチャはもっと面白い反応をするかも知んねーだろ?って…聞いちゃいねーか。」
「やめて…いや…いやっ…」
何か言ってるのは分かった。
でも何を言ってるのかは分からなかった。
―…
コウ「な、何!?今の!?」
ゴウ「悲鳴…に聞こえた…」
昭斗「下の階からだ!」
灯也「今の女の子の悲鳴…ただ事じゃない気がします!」
茜「………まさか…!」
昭斗「おい茜!くそっ…追いかけるぞ!」
茜を筆頭に昭斗、コウ、ゴウ、灯也が悲鳴が聞こえた方へ飛び出して行った。
リョウ「僕…嫌な予感がする…そういえば…渚ちゃんは!?今のっ渚ちゃんじゃないよね!?」
キョウ「リョウ落ち着いて…僕らは宝堂先輩を探しに行こう。」
心弥「じゃあ僕と歩は残るよ。渚ちゃん戻ってくるかもしれないし。」
キョウ「分かりました。行こうリョウ。」
リョウ「うん…!」
リョウとキョウは渚を探しに。
そして心弥と歩は教室に残ることになった。
心弥「心配だね…」
歩「えぇ…」
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