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ー…
「退屈。つまらない。退屈。つまらない。退屈。」
「だぁー!うっせぇ!それ同じ意味だから!!」
「早く渚に会いたい。会いたい。渚に会いたい。会わせろ。渚に会わせろ。」
「~っ!!」
*side...Teacher Otonatsu*
ー…
「麗子ちゃん。俺、今すんごい麗子ちゃんを抱きしめたいんだけど。」
「…そう。」
「その次は優しく麗子ちゃんを抱き寄せてチュウしたいんだけど。」
「…そう。」
「その次の次は優しく服を脱がせて、それからカーテン閉めて、優しくベッドに押し倒しぶほっ」
俺の言葉を遮ったのは愛する麗子ちゃんの拳だった。
「“優しく”って付けたら何でもいいと思ってるでしょ。言ってること全部卑猥行為だから。この変態。」
麗子ちゃんは照れることなくさらりと言ってのける。
そこが好きなんだよなぁ。
「俺はめげない。むしろ麗子ちゃんのその一言一言が俺を燃え上がらせる。」
「このドM。」
「もっと言ってくれ。もっと俺を蔑んでくれ。」
そう言いながら俺は麗子ちゃんに近寄っていく。
「ちょ…近づくな!変態!」
麗子ちゃんを壁際まで追い込み、俺が麗子ちゃんのおっぱい(推定Eカップ)に触れようとした瞬間…
「麗子ちゃんっ!助けてくれ!!」
物凄い勢いでドアが開いたかと思うと、血まみれになった誰かを抱えた昭斗が飛び込んできた 。
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