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あっ、そうだ!
さっきの違和感の正体が分かった。
「さっきあなた達14歳って言ってたよね!?」
「そうだよー!」
そうだよーって、そんな普通に…
ここって高校ですよね?
高等学校ですよね?
3年9組ですよね!?
先生、明らかに間違った子が混じってます!
「まぁそれについてはそのうち分かるさ。」
そんな先生…
私、今それが一番気になってるんですけど。
どうしてそんなサラッと流すんですか?
「まぁとにかく新しい仲間だ。皆仲良くな。あと他の奴等にも学校に来次第伝えといてくれ。じゃ、俺は麗子ちゃんに用があるから。心弥、あとはよろしく~。」
「はい。」
先生は彼女の麗子ちゃんの元へ行ってしまった。
………。
あれホントに先生?
「じゃあ俺も生徒会室に戻るわ。心弥あとよろしく。」
「うん。」
あぁ…
茜くんまで行ってしまった。
もう私を助けてくれる人達は消え去ってしまった。
それにしても、この心弥さんって人かなり信用されてるんだなぁ。
確かにしっかりしてそうだ。
第三の救世主かも?
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