渚の決断

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辺りは静まり返った。 「これがドラ○もん!?僕の知ってるドラ○もんとはちょっと違うんだけど…!」 「ば、馬鹿野郎!当たり前だろ!お前らと俺らの時代では違げぇんだよ!そ、そうだ!ドラ○もんは進化しちまってんだよ!な、心弥!」 「……………そうだねぇ……」 昭斗くん。 「そ、そうだ!」って何ですか? 明らかに今思いつきましたよね? しかも心弥さんまで。 “間”がハンパないですけど。 「いやでもコレ、進化してるってよりは退化してるような」 バシッ!!! 「いったぁぁぁ!!?」 「馬鹿灯也!余計なこと言うなよ馬鹿!」 歩「恭輔、君もフォローになってないよ…」 笑わないという約束は果たされました。 が、 それを通り越した(その先の)次元に今皆さんがいるんだなということが嫌でも分かりました。 リョウくんは「ある意味すごい才能だよ!密かにどら焼きって書いてあるし!」なんて驚き、 ゴウくんに関しては… 「これどら焼き?俺にはホットドッグにも大きな珈琲豆にも見えるんだけど。」 と、メインのドラ○もんではなく… おまけで手に持たせたどら焼きの方を鋭く(純真無垢なだけなんだろうけど)突っ込んでいました。 でも、ただ1人… 約束を守れなかった人がいました 。
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