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その日、スクアーロは朝早くから目が覚めていた。
理由?
んなもんねぇぞぉ!
二度寝しようにも睡魔は一向に訪れず、かと言って起きて行動するには早すぎる時間だ。
どうしようかと、上半身のみを起こし頭を抱えた。
──ピンッと。
スクアーロの周りの空気が張り詰めた。
何者かの気配。
敵意はないみたいだが、丁度暇していた処だ。
何をしていたか尋問するのと同時にカッ捌いてやろう。
意識はしていなかったが、スクアーロの口元がクッと上がった。
場所は正面玄関付近。
人数は2~3人。
所要時間、約3分。
玄関に、紅い華が散った。
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