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妖精⁉
小さい頃まだ3歳か4歳?2歳位かな~?
ベッドの脇のテーブルの上に庭付きの家の形のライトがあった。
ステンドグラスになってて、ライトを点けたら色がとても綺麗で、それを見ながら寝ていた………。
ある日、いつものようにジーッと見つめていると、子供の小指程の顔も体も全部が透き通った渦巻きが合体したような人?のようなものがライトの周りを飛び跳ねてた。
5、6人?程が………。
毎日じゃないけど、頻繁に見えた。
私の上も飛んだりしてたし昼間もアッチコッチで見かけた。
私は【渦巻きマン】と
名前を付けた。
大人になって何かの時にオカンに話したら。
「それって、妖精じゃない?(*^_^*)」
「……。」
余りにロマンチストな物言いに言葉が一瞬失せた。
妖精のイメージって、
【ティンカーベル】や【小人の靴屋さん】やらを想像するよね?
渦巻きの集合体が妖精って……。
そのまんま、オカンに言ったら
「誰かが想像して美化したんじゃない?本当の妖精は渦巻きなんだよ!だって妖精って子供にしか見えないって、よく言うじゃない!ユウナも今は見えないんでしょ!!」
「確かに……。」
ふにおちないが妖精だったらしい………。
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