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私が見えたのは白っぽい人の形ちで、鮮明ではなかった。
私が勝手に表現している【第3の目】(映像や言葉などの情報が勝手に頭に飛び込んでくる)
で見ていた。
Tが[冷たい]と言ってた右側に……。
私が情報を伝えて出した。
「青い短パンに青い帽子黄色の服の3歳位の男の子が立ってるよ」
テルシー以外の人が一斉に怖がった。
テルシーが
「微妙だけど…多分危害はないかな?」
確かに微妙だった……。
キチンと帰ってくれるかが………。
Tが言い出した。
「ゴメン1人にして……みんな…悪いけど、どこかで時間潰して……。」
彼氏のKが
「だめだ!ヤバイよ…」
「1人にして!!!」
Tは言葉を遮って怒鳴り散らした。
「行こう!」
私の言葉にみんなが目を丸くして見る。
私は無視して家を出た、テルシーが続いて出てきた。
しばらく外にいたらT以外が全員出てきた。
Kが
「お前ら!冷たくねーか?T1人だぞ!!」
「今は放っておく!どこかで時間潰して戻る!」
私が言うとテルシーが
「今は何を言っても無理だから時間を置いた方がいいんじゃない?興奮してたし」
「……そうか、放ったからしかと思った……ゴメン……こんな時間だし…居酒屋で時間潰して戻るか」
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