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『…出てこいよ?』
漆黒の森でセイルは静かにそう呟くとその口元は笑みを浮かべていた…。
―“ザザザザッ…。”―
風がざわめき出す…。まるで重力が倍になったのではないかというくらいの圧迫感…。
セイルが瞳を閉じ神経を研ぎ澄ますと事は起きた…!!!
茂みの中から飛び出てきた化け物は熊のような見た目、だが虎のような鋭い牙と爪を持っている。化け物は体の大きさからは考えられないスピードでセイルに襲いかかった…!!
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