二人の若者は…
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「え…俺になんか…」 目の前には色白の小太りで一重で目が小さく、似合わない白装束を着た女性が低い団子鼻の頭を申し訳なさそうに掻いていた 「わ…私はララエル、あ…貴方は幼い頃から罪を犯すまいと清い心で生きたので天国に連れて行きます」 …お迎えと言えど俺は疑ってしまう、だって天使って美しい母なる後光が有るイメージなのに、思っては悪いが目の前でララエルと名乗る女性は…天使の貫禄も無いオバサンであった
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