二人の若者は…

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時は遡ること15分前、冒頭で登場した女性、佐山友里恵はタバコを吹かしながら大学をサボり、仲間達とタムロしていた 「友里恵遅かったじゃん」 「講師のオヤジがウザくてさぁ…何か最近イライラすんだよね…」 「なんならさ…俺が使ってる薬要らない?」 拓哉が私の前に出したのは白い錠剤だった、精神安定剤の類かヤバい薬だろうと思った、一度だけならバレないだろうと軽い気持ちで飲み込んだのだ 「何だか…頭はボーっとするくらい軽いのにだるい…」
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