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俺は凜の手を引っ張り、レストランをでた。 人が逃げ惑う。 『僚…隠れなくちゃ…』 そうだ。隠れなくちゃ… 店と店の間の暗い道を歩く… 『僚!あれなら大丈夫じゃないかなっ』 凜が指さしたのは観覧車。 『いや…あれは降りるときに鬼が待ちかまえてる可能性がある…』 どこもそうだろう… 隠れる場所…どこだ…
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