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神鬼、斬鬼が美濃の反織田軍の有力者の調査に行ってから、一週間が経過した頃、倉内家では。
隆次[→]仁助、もっと素早くだ。
仁助[→]はい、おりゃっ。
隆次が仁助の剣術の稽古を着けていた。
隆次[→]よし、今日はここまでだ。
仁助[→]はい、ありがとうございました隆次様。
隆次[→]仁助は飲み込みが早いな、さすが忍の卵だな。
仁助[→]そんなことはありません、隆次のご指導があればこそにございます。
政輝[→]せいが出るな。
隆次[→]政輝様、仁助は凄まじい程の成長ぶりです。
政輝[→]それ頼もしいな、仁助お前は元服はしたのか。
仁助[→]まだにございます。
政輝[→]そうか、それでは幸長と相談してこの美濃の問題が解決したのちにでも元服の儀を執り行うと致そう。
仁助[→]本当にございますか。
政輝[→]ああ、だからそれまで精進を怠る(オコタル)なよ。
仁助[→]はい。
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