美濃平定後

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政輝[→]そうか、弥十郎は織田に興味を抱いているのか。 神鬼[→]はい、ですが。 政輝[→]なんだ何か不都合でもあるのか。 神鬼[→]はぁ、八島の重臣なのでございますがどうも美濃攻めの時に織田の兵に妻を殺されたようで酷く織田を嫌っているのです。 政輝[→]そうなのか、でその男はどんな奴なのだ。 神鬼[→]は、義の心を強く重んじておる故我々の意志が伝われば難しくはないと思います。 政輝[→]そうか、ならば直ちに父上の元に行くぞ、隆次、神鬼ついて来い。 隆次、神鬼[→]はは。 政輝[→]仁助、今回はお前を行かせる訳にはいかぬ。 仁助[→]承知しております。 政輝[→]家は任せたぜ。 仁助[→]はい。
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