恐怖
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―――はずだった。 しかしいくら手探りしても、毎朝うるさい程に鳴る目覚まし時計ない。 (あれ? どこいった?) 私は捜索範囲を枕元からベッド全域に広げた。 すると左手が固い何かにぶつかった。 (あったあった) 私はまもなく鳴るだろう目覚まし時計のスイッチを押した。
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