言いたかった事

2/3
前へ
/12ページ
次へ
やがて花火が終わった夏の夜空を拓と亜夢は静かに眺めていた。 夜空を眺めていると僕の脳裏にあの頃の事が蘇った。 3年前から僕は月に一度病院へ行くようになった。その帰りの途中にあるこの場所で夜空を眺めた。いつかこの場所で亜夢にプロポーズするって誓いながら・・・・   -もう話さなきゃだめだよな・・・-   拓は何かに決意し亜夢の肩に手を置き亜夢を見つめた。
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加