えぴそぉど Ⅰ

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チラチラと雪が舞うホーム 風になびく白く長いマフラーが、天使の羽のように見えた 189番 俺はすぐにわかった 肩までの髪を二つにくくり、マスクはしていないが白いマフラーが口まで覆っている 真っ直ぐ前を見つめる、どこか寂しそうな瞳 俺はしばらくこの幻想的な光景に釘付けになった いわゆる…一目惚れをしてしまった
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