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俺が死んでしまった時に、記憶は全て死に神みたいな奴が資料に変えて持って行ってしまった。
俺は資料になった自分の記憶を見て驚いた。
紙にしてわずかの13枚……
まさに薄っぺらい人生だ…
その紙切れの束を見てそう思った。
そして同時に渡された用紙…
その名も、葬式名簿。
俺の手によってこの名簿に名前を書き込まれた人には親族から連絡が行く。
または風の噂によって情報が届く様な仕組みになってるらしい……
つまりこの葬式に参列している人は俺が集めた様なものなのだ。
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