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周りを見渡すと、光り輝く町並みサラリーマンやカップルにはとても思えないような男女の姿など優也の制服姿はかなり浮いていた。
ふと肩を叩かれ振り向く。そこには40代くらいのサラリーマン風な男がいた。
「ねぇねぇ君待ち合わせ?3万円でどう?」
何を言われたのか分からず優也は首を傾げてしまう。
返答に困り慌てていると強引に手を引かれてしまった。
「離して!!」
優也は叫び掴まれた手を離そうとするが、男は見た目以上に力が強く全く離れようとしなかった。
さらに強く手を引かれホテル街へ…恐怖感から涙が溢れ出す…。
「いやぁーーーっ誰か助けてぇぇ」
力いっぱい優也は叫ぶ。
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