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こんな気持ち初めてかもしれない…。 胸がドキドキしてる…。 そんなことを考えていたらいつの間にか玄関まできていた。無意識のうちに来てしまったみたい…。 「上がりな」 躊躇している僕を見兼ねて手を引き部屋に入れてくれた。 僕は一ノ瀬さんに手を引かれたままリビングへと案内された。そこはとても広く綺麗にされている。 部屋の真ん中、存在感のあるソファーへと促されソファーへ腰掛ける。 「コーヒー飲むか?」 僕が頷き返事をすると一ノ瀬さんはキッチンへ行き手際よくコーヒーを作ってくれた。
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