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『僕は一ノ瀬さんに何されちゃうんだろ…。
でも怖くない。
ドキドキしてる…。
何か期待しているのかもしれない…。』
一ノ瀬は優也の持っていたコーヒーカップを奪いテーブルに置きゆっくりと優也の頬に手を触れる。
ゆっくりと頬を伝い顎、唇へと触れる。
壊れ物を扱うかのように触れる手はとても不器用に感じた。
不器用に触れる一ノ瀬は愛しいものを見るように優也を見つめてくれている。
僕も一ノ瀬さんに触れたい…。
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