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重たい瞼を開くと暗闇だけが支配していた。 けだるい身体を起こすと一筋の涙が頬を伝う。 暫く暗闇をぼんやり見つめていたが寒気を感じ自分が全裸のままだということに気付く。 散らばってしまった制服をかき集め身につけると足早に倉庫を後にした。
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