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…!!
鞘には、「紅蓮」と書いてあった。たぶん、この刀の名前だろう。
「…」
「黒覇!中々良い魔人じゃあ!気にいったぞ!」
「紅蓮!早く戦ってくれ!十匹は流石に…」大柄のさっきの男性が言った。
「わかっとるわ!…佑樹!さっさと戦え!」
「あ、あんた何で…」
「さっさと戦え!いいから!」
「…!くそ!やってやらぁ!!」
二匹の化け物が、俺の目の前に来た。
「行くぞ!紅蓮!」
「承知…」
すげぇ…
紅蓮が「承知」と言った瞬間に、刀に火がともった。
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