天才魔術士は自信過剰!?

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やっぱり巌次(ガンジ)かよ・・・いつものイチャモン・・・いい加減ウザいな ガンジ「ジルちゃんを悲しませるなんて男の風上にもおけんな!!そう思わんか?」 身長185を超える長身。正直熊みたいな体区に、口周りの髭。イヤらしい笑み。ギルドランクはCランクのロリコンオヤジだ。 ※ギルド 様々な依頼が持ち込まれる政府の問題解決機関。 依頼内容は様々で、下は、ペットの捜索に始まり、上は、魔獣退治や、犯罪者の逮捕協力、自然災害の阻止にいたるまでと多岐にわたる。 その任務内容を決めるにあたり、任務には、ランクずけをしている。E・D・C・B・A・AA(ダブルエー)・S・SS(ダブルエス)・X(エックス)の9つのランクに分けらている。 あ~うるさいな。周りも皆、目反らしてるし。 ガンジ「聞いてるのか!?」 ゲツエイ「・・・耳元で怒鳴るな。」 キンキンしやがる。口臭いし。 何故か満足気に頷く巌次。頭悪いな。こいつ。 ガンジ「ジルちゃん。ワシも任務を終えた。(労いの言葉をかけてくれ)」 俺そっちのけでジルに話かけるなら帰るか。 チラリとジルを確認してそのまま歩き出す。もう1時だし眠いからな。 ジル「あっ・・はい。お疲れ様です。月影さん。」 ガンジ「おお、ありが・・・月影・・??」 バッと振り向いたのを背中に感じる。嫌な予感がする。
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