1564人が本棚に入れています
本棚に追加
ギリッ
ガンジ「ぐぁっ!?」
俺が巌次の手を掴んで手を放させたら、変な声をあげやがった。
ガンジ「貴様・・・」
だからなんで睨む?少なくてもお前になんもしてないぞ。
だがそんな事はお構い無しで、再び掴みかかってきた。
殺気を纏わし、殺る気満々といった感じだ。
言っとくが、降りかかる火の粉ぐらいは払うぞ?
仕方なしに、身構えていると、
ドスッ!!・・・と硬い何かが、変なオッサンの腹筋にめり込む様な音がした。
ガンジ「グフゥ・・・」
変な声をあげて、方膝をつき、痛打された場所を押さえる。あれは痛いな。
???「やれやれ・・・いい大人が嫉妬に狂って子供に掴みかかるか?普通?」
視線をずらし、呆れ言葉を言う人物を見る。
まぁ、知り合いだ。奴は、晶(アキラ)。Sランクの実力をもつ、このギルドハウスで5本指に入る実力者だ。
アキラ「ずっと見てたが、イチャモンもいいところだった。ギルドマスターに報告しといてあげるよ。」
巌次はその言葉を聞いて、明らかに顔色を変えて慌て出した。てか、ずっと見てたならもっと早く止めろよな。服伸びたじゃないか。
最初のコメントを投稿しよう!