天才魔術士は自信過剰!?

8/37
前へ
/223ページ
次へ
ギリッ ガンジ「ぐぁっ!?」 俺が巌次の手を掴んで手を放させたら、変な声をあげやがった。 ガンジ「貴様・・・」 だからなんで睨む?少なくてもお前になんもしてないぞ。 だがそんな事はお構い無しで、再び掴みかかってきた。 殺気を纏わし、殺る気満々といった感じだ。 言っとくが、降りかかる火の粉ぐらいは払うぞ? 仕方なしに、身構えていると、 ドスッ!!・・・と硬い何かが、変なオッサンの腹筋にめり込む様な音がした。 ガンジ「グフゥ・・・」 変な声をあげて、方膝をつき、痛打された場所を押さえる。あれは痛いな。 ???「やれやれ・・・いい大人が嫉妬に狂って子供に掴みかかるか?普通?」 視線をずらし、呆れ言葉を言う人物を見る。 まぁ、知り合いだ。奴は、晶(アキラ)。Sランクの実力をもつ、このギルドハウスで5本指に入る実力者だ。 アキラ「ずっと見てたが、イチャモンもいいところだった。ギルドマスターに報告しといてあげるよ。」 巌次はその言葉を聞いて、明らかに顔色を変えて慌て出した。てか、ずっと見てたならもっと早く止めろよな。服伸びたじゃないか。
/223ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1564人が本棚に入れています
本棚に追加