天才魔術士は自信過剰!?

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ガンジ「待て待て・・今回は直ぐに帰るから、穏便に・・・なっ??」 晶の実力を知ってて、顔色を窺ってる巌次。 アキラ「なら、サッサと帰んな。酒が不味くなる。」 辛辣な言葉を吐く晶。てかお前、酒飲んでないだろ? ガンジ「ああ・・・ジルちゃん・・・」 チラリとジルを見たが、怒っている様子なのを確認してしまい、直ぐに目を反らした。ついでに睨まれたが、マジで何なんだ? 巌次が出ていった後は、静けさが戻った。数人が、任務の打ち上げに酒を飲んでたが、また会話を始めた。 ジル「お怪我は無いですか??」 なんか駆け寄って来そうな勢いで聞いてくるジル。 ゲツエイ「別に」 あえて言うなら、服が重症だがな。 そこで、カウンターを越えて確認してこようとしていたジルを晶が止めた。 アキラ「悪いけど月影は借りるわ。怪我の有無もついでに見ててあげるから、奥の部屋借りるよ?」 そう言って、俺を引っ張っていく晶。つか、俺、物扱いなんだ。 ジル「えっ・・・わ、分かりました・・」 恨めしげに晶を睨むジルと苦笑を浮かべ返す晶。ちなみに奥の部屋は、VIP専用でお偉いさんしか入れない訳。なんか重要な話があるみたいだが・・・メンドクサイ・・・あんときに帰れてたら・・・いや、そういえばこいつ、見てたんだっけっな・・・ ウンザリしながら晶についてった。
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