おとぎの国で
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学校の裏庭に大きな一本の木がある。 そこはあまり人気がなく、1人の私にはまさに最高の場所だった。 「あ、このたこさんウィンナーおいしー。」 チュンチュンと鳥のなく声しか聞こえない、まさに私だけのオアシス。 「これ、美味しそうだねっ!」 「でしょ? お母さん料理だけは上手いからー」 ……って、え? 「へぇ…っ!そうなんだ!」 ……え、ちょ、え?
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