おとぎの国で
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待って、1回タンマ。 ここ…私しかいないはずよね? 私は声のすり右サイドに思い切り振り向いた。 「……っ!?」 そこには、銀髪でブルーの瞳に、白い肌、青い袖がふくらんだ服に、赤いマント、白のショートパンツ、それに白のタイツをはいた、まさに絵本から飛び出てきたような男の子ー…じゃなくて王子様が1人。 「やぁ!こんにちわ!」 …よし、これは夢だ。
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