少年の詩!

2/7
26人が本棚に入れています
本棚に追加
/7ページ
僕がお父ちゃんに「新しいお母さん」って紹介されたのが…お母ちゃんが亡くなって3年がたった夜のことだった…              あまりにも突然の出来事だったので、僕はただただお父ちゃんの顔だけを見つめていた。              その時、紹介された時の印象はあまり覚えていないが香水のキツイ香りだけは今でもハッキリ覚えている。 それは小学5年生の僕なりに夜の薫りがしたからだ。             お母ちゃんとは違うにおい… お母ちゃんは何時もほんのり石鹸の香りをただよわせ僕の記憶の中に生き続けている。
/7ページ

最初のコメントを投稿しよう!