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夏は
いつの間にか過ぎ去り
気付けば秋がやってきた
山の木々が色づくにつれて
君との仲もすれ違い出した
気付かないうちに
君の心は僕から離れ
遠いどこかへ
行ってしまってたみたいだ
叶うならもう一度
君との出会いから
やり直したい
もっと沢山の笑顔を
君との思い出に残したかった
一面の
黄色い絨毯
深い沈黙のあと
『いい友達に戻ろう』
君は微笑みながら
ゆっくり呟いた
必死になって笑い返す
最後までかっこつけて
胸の中に
溢れるものを堪えながら
叶うならこの気持ち
全て貴方に
伝えたかった
たった一言伝えるだけの
勇気が僕になかったから
さようなら
愛しい人よ
最後まで優しい貴方が好きだった
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