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「あなたは不幸せでしたか?」
私の家はすごく貧乏で欲しい物もやりたいコトも我慢した。
…それでも幸せだった。すごく幸せだった。
「私…やっぱり生まれ変わります。よくわからないけど、命のバトンを途絶えさせちゃいけない気がするから」
「わかりました。では右の道を行ってください」
いつの間にか道ができていた。
「さようなら。リカさん。決して振り返らずに進んでください」
私は歩き始めた。どうか私の来世が幸せでありますように…
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