始まり

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「だって。あたしこうゆうのまじ無理なんだよね…」 「りみは怖がりだね。こんなの、よくあるチェンメじゃない」 「あ~!私も一時、かなりたくさんのチェンメが送られてきたよ。このチェンメみたいに送らないと犯人としてあなたを殺す…とかね!」 「でも、それって結局送っても送らなくっても何も起こらないのよね」 「でも!怖いんだよ…。何か、不安になるの。何も起こらないって分かってても」 それなら私たちに送ればいいじゃない? そんな他愛ない日常から、踏み外してしまえば一気に闇へと墜ちてしまう。 そう…。闇なんて日常と隣合わせだ。 私は三年前、闇に墜ちた。
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