ゲームの始まり

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怒りながら留美の顔は次第に赤くなりだした。 先程の震えはなくなって怒りに変わっていた。 「そんな怒んなって!まあ留美は棄権ってことでいーじゃん!」 あっけなく答えをだしたのは哲也だった。 明日とうとう恐怖の鬼ごっこが始まる…… 胸の奥から激しく高鳴る鼓動が、リアルに俺の頭の中で鳴り響いた。
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