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哲也はわざと大袈裟にはしゃぎだした。
「ちょっと!まじうざいんだけど!哲也うっとおしいよ!」
そんな態度をとられては、さすがの理香も黙ってはいなかった。
「うっとおしいって何なんだよ!お前が、つまんねー事言うからじゃねーか!」
すかさず哲也も反論にでる。なんともいえない、嫌な空気が流れはじめた。
さすがにこれはやばいと感じた俺は、とめに入る事にした。
「オマエラくだんねー事で、喧嘩すんじゃねーよ!どっちもどっちだろ!感情だけで解決しようとすんな!」
決まって何かあると、最終的になだめるのが俺の役目だった。
そのかいもあってか、その場は丸くおさまったが納得いかない表情をしていた理香の一言から
恐怖の…
ゲームは…
始まりを告げるのだった……………
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